「ルツ記」

 飢饉のため、ベツレヘムから異邦の地モアブへと旅立エリメレクとその妻ナオミ。これに二人の息子と彼らの妻たち(モアブのオルパとルツ)が加わり、さらにはエリメレクの親戚(ボアズ)も加わって、「ルツ記」は展開します。

 短いながらも、旧約時代のイスラエルの風俗や習慣を背景にして 美しくも精緻に織りなされる物語が、ここにあります。これを丁寧にじっくりと味わいながら、そこに置かれた信仰のメッセージを 今を生きる私たちへの語りかけとして聴き取っていけたらと願います。

(掲載は隔月、偶数月)

加納 政弘(かのう・まさひろ)

*日本バプテスト神学校名誉教授

立教大学神学部で神学博士号を取得。旧約聖書学専攻

関東学院教会名誉牧師、日本バプテスト同盟

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