「聖書」に聴く

 聖書の前に静まることから、一日を始められる方。聖書を前にその日を省みつつ、一日を終えられる方。時と所の使い方は様々であれ、聖書の言葉に誠実に向き合い、その語りかけに耳を澄ます人たちがいます。

 歩みはたとえゆっくりでも、自分なりのペースで聖書を丁寧に読み進めるとき、私たちはそこで 多くの発見に導かれます。人の世界の悲喜こもごもと、そこに生きる私たちの悲喜こもごも。闇と光と、争いと和解と、痛みと癒やしと、罪と救いと、死といのちと・・・。

 ここでは、執筆者各人の仕方で、聖書をじっくり読み進めていきます。内容は「旧約聖書」「新約聖書」「神学的講解」「聖書読解余滴」の4つで構成されていますが、どこからでも自由に御参加ください。聖書研究、黙想、メッセージの聴き取り、神学的学び等に役立つものをと願って用意されました。

 自分で聖書が読めるようになる。なんとうれしいことでしょうか。多くの方々の御参加を得て、御一緒に楽しく学び合い、語り合えたら幸いです。